2025.08.05

8月-9月 診療日のお知らせ 【ビタミンDと日光浴について】

ビタミンDと日光浴について

ビタミンDって何?

  • 骨を丈夫にする大切な栄養素です
  • カルシウムの吸収を助けて、骨粗しょう症を予防します
  • 免疫力の維持にも関わっています

🔄 体の中での変化

  日光浴・食事
       ↓ 皮膚・腸で合成
    ビタミンD3
       ↓ 肝臓で代謝
  25(OH)ビタミンD…血液検査で測る値
       ↓ 腎臓で代謝
   活性型ビタミンD…病院で処方される薬(エディロール・ワンアルファなど)
   1.25(OH)₂D 

日光浴の効果

🌞 皮膚で作られる

  • 紫外線を浴びることで、体内でビタミンDが作られます
  • 食事だけでは十分な量を摂取するのが困難です

適切な日光浴の方法

時間

  • 1日15〜30分程度
  • 午前10時〜午後3時頃が効果的

🧴 注意点

  • 日焼け止めなしで手のひらや腕などを露出
  • 皮膚の色や季節により時間を調整

🌤️ 季節による違い

  • 夏季:15〜20分
  • 冬季:30分程度(紫外線が弱いため)

こんな方は特に注意を

⚠️ 不足しやすい方

  • 室内で過ごすことが多い方
  • 高齢者
  • 妊娠中・授乳中の女性
  • 肌の色が濃い方

バランスが大切

適度な日光浴 + バランスの良い食事

  • 魚類(サケ、サンマ、イワシなど)
  • きのこ類(しいたけ、きくらげなど)
  • 卵黄

注意事項

やりすぎは禁物

  • 長時間の日光浴は皮膚がんのリスクを高めます
  • 日焼けするほど浴びる必要はありません